ごあいさつ

 平成30年、新しい年を迎えました。霞ヶ丘游泳会会員をはじめ、このホームページを覗きに来てくださった皆さんにとって、今年が昨年より少しでも良い年になりますように祈念いたします。

 当会会員の平均年齢は還暦に近いことから、会員自身の身体(膝)に不具合が生じたり、親御さんの介護に当たるなどで練習に毎回参加ということも難しくなってきました。だからこそ、毎回ではなくとも会員仲間と「同じ釜の~」ならぬ「同じプールの水を~」の機会を持つことががプラスに働くならば、当会の存在意義もあると考えるきょう此の頃です。

 平成23年3月発災の「東日本大震災」から丸7年が経とうとしていますが、この災害で行方不明となったままの方々も未だ多く、復興への途も未だ半ばという状況にあります。

 さて、当会の活動も会員の皆さん方の熱意とご理解のお陰で何とか続けることが出来ており、辰巳国際水泳場と国立オリンピック記念青少年総合センタースポーツ棟にある室内プールで月4回~5回の練習を行なっています。当会では、定例練習の他にも自然水域での游泳体験を重ねる中で、それを経験に昇華させて「水」に対する構え・姿勢をより確実なものにするべく努めています。例えばこの1月14日(日)には、逗子水泳協会主催の寒中水泳に参加をさせていただきますし、リフレッシュの一環としての新年会、4月にはお花見、7月には茨城県水戸市を流れる那珂川での遠泳、8月には千葉県岩井海岸での二泊三日合宿、9月には奥多摩を流れる多摩川での訓練等々、多くの行事を実施しています。
 昨年は、(公財)日本水泳連盟が長野を会場に開催した日本泳法大会で3名の会員が「游士」、1名が「修水」の資格審査に合格することができました。

 話は変わりますが、警察庁(警察)がまとめている水難事故統計(2016年中)によれば816人中426人(52.2%)が65歳以上の高齢者となっています。そして大半が衣服を身に付け靴を履いた状態での水中転落と考えられます。何等かの手を打たないと、この傾向は強まっていくものと考えられます。先駆者が「子ども」に的を絞った着衣泳に着手をしてから30年以上を経て、この間に子どもの犠牲者は大幅に減少してきました。1983年に695名だったものが、2016年には31名になったのです。
 日本泳法が水難事故防止に必ず役に立つとは言えないまでも、汎用性を目指す練習がいざという時の生存への道筋を付けてくれることを信じて活動を行っています。

 年頭に当たり、昨年の良いこと・悪いことを振り返ってみて、平成30年をどのように過ごしていくのか、しっかりとした心構えを持ってください。

平成30年1月  霞ヶ丘游泳会 代表 三井 俊介

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